さて、1年半ほど前に当ブログを静的サイトジェネレータのHugoを使用したものに移行させたのですが、今回Wordpressに戻すことにしました。
Hugoは.mdで書いたものを変換することで、HTML+CSSのシンプルなページを生成してくれるというプログラムです。当時はwpだと記事や画像をファイルとしてローカルに残せないあたりが気になっていました。このため、静的サイトジェネレータを試してみることにし、その中でも有名らしいHugoを選んで移行させました。
しかし、いいことばかりではなく、次のようなデメリットがありました。
- WordPressのように、PCに依存せずブラウザで編集するということができない。
- UNIX系環境で、Hugoがインストールされていて、SSHのアクセスもセットアップされていないとアップロードはできない。
- 画像を貼るのがめんどくさい。
- 専用のタグでパスを書いたり、あらかじめ縮小などを行っておく必要がある。
- WPならブラウザにドラッグ&ドロップするだけ。
- 記事名、パーマリンク、カテゴリなどもテキストで書かなければならず、めんどくさい。
- アクセス解析も、勝手にはやってくれないのでめんどくさい。
- 思ってた以上に、「Markdownで記事を書く」以上に周辺でやらなければいけないことが多い。
- Githubを使ったCI/CDなどまでやる気にはならなかった。
とまあ、ほとんどがめんどくさいという感じで、めんどくさがりな私には合わなかったという結論だったようです。自分の場合、あまりサイト運用には時間をかけたくないと思っていたこともあります。
静的サイトジェネレータは、合う人と合わない人がいると思うので、趣味の自宅サーバ勢は気をつけるようにしましょう。