MacBook Pro (2017, Touch Bar無し)でUbuntuを使う場合のTips

こちらは情報共有のためのメモです。ジャンクでMacBook Pro (2017, Touch Bar無し、MacBookPro14,1)を手に入れてUbuntuをインストールしたものの、この機種はかなりハードウェア問題が多く解決に苦労したため共有しておきます。スリープ周りの問題が多いです。

WiFiの問題が解消していることもありUbuntu 24.04以降がおすすめです。2017年の機種ですが各種対応が実用レベルになってきたのは最近だと感じています。

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Linux+英語キーボードでMac流の快適な日本語切り替えを実現する(Karabiner風)

さて、皆さまは英語キーボードをお使いでしょうか。私はそこまでこだわりはありませんが、エンジニア界隈だとコーディングに適しているなどどいう噂もあったりします。MacBookなどではUSキーボードだと見た目がすっきりしていてきれいです。積極的に買わなくともジャンクPCに搭載されていたり仕事で割り当てられたりすることがあります。

英語キーボードを使った場合に困ることの一つとして、日本語切り替えがあります。半角/全角キーがないので、そちらでのトグルはできません。Macのかな・英数のような専用キーもないため当然使えません。このためCtrl+スペースといったキーコンビネーションでトグルすることになり非常に不便です。

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iMac G3の劣化したスピーカーを無理やり治す

さて、当方では先日メルカリでほぼコレクターアイテムとしてiMac G3を購入しました。全体的にこれといった不具合はなく正常に動いているのですが、スピーカーだけはゴムが劣化しきってしまっているという問題がありました。

iMac G3は発売からすでに20年以上が経つ骨董品なので、ゴムやプラスチックの劣化は避けられない部分があります。状態の良いパーツを探して交換することも考えましたが、すでに流通量も減っていてなかなか見つからないのと、見つかったとしてもそちらも劣化している可能性が高いので、なんとか自分で直せないかと考えました。

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retro-proxyで、レトロブラウザで今日のWebを閲覧できるようにする

はじめに

こんにちは。私は普段からいろいろなレトロデバイスを集めては動かして楽しんでおりますが、古いPC/Mac/携帯などでWeb閲覧をしようとした際に大きな壁となるのが現代のSSLとCSS、JavaScriptです。
SSLは暗号化方式が新しくなったりルート証明書が更新されることで、アップデートの止まったレトロデバイスでは接続することができなくなります。
特に、近年は対話的なサイトだけではなく閲覧するだけのページでさえSSLを要求してくることが一般化したため、Windows XPのIE6くらいでもWikipediaすら表示できない事態になっています。
CSSについては規格が新しくなることでアップデートの止まったレトロデバイスでは正しく処理できなくなっています。
また、JavaScriptはクライアントサイドでのレンダリングなどでどんどん処理量が増えることでレトロなデバイスには処理しきれなくなっています。

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Ubuntu 22.10 on MacBook Proでファンクションキーの入れ替え

Macではファンクションキーがデフォルトではメディアキーとして利用されるようになっていて、 それはLinuxをインストールしても同様です。

以下を参考にしつつ設定を行いましたが、Ubuntu 22.10ではモジュール名が変わっていたのでメモです。(どのバージョンから変わったのかはわかりません。)

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