日本食発見!

先日、スーパー(KONZAM)にて日本食材を発見しました。アジア人もほとんど居ない町なので、正直日本食材は見つからないだろうと思っていたため、少し驚きました。

しかも、特別なコーナーではなく、このような普通のコーナーの中にありました。DSC00649

キッコーマン醤油。このような田舎町にまで届いているのですね。DSC00644

こちらは、「SAITAKU」という、聞きなれない会社。日本の会社かどうかはわかりません。このブランドで、いくつかの日本食材が売られていました。まずはみそ汁。DSC00646

「SUSHI RICE」。寿司と書いてあるもののおそらく普通の米。酢などが予め入っているということはありません。まだ食べていませんが、おそらく日本の米か、それに近いものになっていると思われます。米自体はこちらでもたくさん売っていますが、全て日本のものとは違った細長い外国米です。これは見た目こそ似ているものの、パサパサしていて味は全く日本のものとは異なっています。が、これは唯一の日本の味の可能性が。DSC00647

そしてなんと、日清のカップ焼そばが売っていました!これも驚き。味は、「TERIYAKI」味と「CHILI」味がありました。外国向け製品のようで、日本とは風貌が異なっています。パッケージの表記もいくつかの周辺の言語で書かれていて、「MADE IN EU」となっています。日清はここまでグローバル展開していたのですね。DSC00648

いくつかを購入してきました。寿司が食べてみたいというルームメイトの希望もあり、のりとわさび、そして米を買ってきました。が、寿司はまだどう作ればよいかわからないので、もう少し先になりそうです。とりあえずいつでも買えることはわかったので、ご飯だけは炊いてみようかと思います。DSC00663

日清焼そばを食べます。DSC00988

表記は英語もなし。DSC00989

カップラーメンのようです。DSC00991

完成。味は確かに照り焼きっぽく、日本にある普通のソース味とは少し違いました。が、さすが日清製のためか、日本の味だと思いました。こちらに来てから初の日本食です。DSC00994

大学初日。 9月2日

翌日は月曜日で、大学に行く初日。コンタクト・パーソン(CP)のAnaに道を教えてもらいながら、大学に向かいました。ですが、担当の教授がおらず、この日は別な先生といくらか話した後、すぐに終了になりました。この後は、税務署の手続きやお給料を受け取るための講座の開設などをAnaと一緒に行いました。DSC00561DSC00563

手続きにはパスポート等のコピーが必要ですが、こちらはコピー機はセルフサービスではなく、専門店に行って行うもののようです。町中のあちこちにコピー屋があり、カウンターで担当の人に頼んで行ってもらうという形式でした。コピー屋の店頭には日本の会社のロゴも並んでいました。DSC00564

この町出身の作曲家だそうです。DSC00565

この後、学食にいき昼食を食べました。これがとても面白かったです。こちらで、何故か日本の「サスケ」を、「Ninja Challenge」という名前で放送していました。日本における「X-GAME」などのように、コンテンツは輸入し、それに現地語の実況などをつけて放送しているもののようです。

それにしても、なぜサスケなのか・・・。しかもウェイターさんも結構しっかり見てるし・・・。DSC00566

このような料理を注文しました。学生証があると、格安で食べられるようです。この日はAnaに注文してもらいました。DSC00568

ルームメイト到着。 8月31日

翌日は、もう2人の研修生のルームメイトが到着。オーストリアからのセバスチャンと、ブラジルからのイスラエルです。イスラエルは疲れて休むというので、午後はセバスチャンと町を少し歩くことに。DSC00498

教会に再び。今度は中まで入りました。DSC00499

荘厳な造り。DSC00500DSC00501DSC00503

ステンドグラス。DSC00504DSC00509

教会を出て、川に向かいます。DSC00510

川は、ドラヴァ川と言います。DSC00511DSC00514

セバスチャンと、川に浮かぶレストランで食事。PANという、Osijek産のビールを飲んでみました。味はとてもクリアで、日本のアサヒやキリンのような苦さはありませんでした。DSC00519

鳥。DSC00528

Cevapiというクロアチアの料理を注文しました。DSC00533DSC00534

ドラヴァ川にかかる橋。このあたりのランドマークのようです。DSC00536

川沿いに歩いていると、ところどころに銃弾の跡がある建物がありました。どの時点のものかはわかりませんが、調べてみる必要がありそうです。DSC00540

古い建物。DSC00549

この日の夜は、地元のクラブでイベントがあったので、研修生4人で行ってきました。よくわかりませんが、見よう見まねで楽しんできました。クラブと言っても日本のような危なそうなものではなく、こちらではただ単純に騒いで楽しめるものでした。東京のクラブなんていろいろな意味で怖くて行けませんが、こちらの方がよほど行きやすいです。

ザグレブ出発〜オシエク到着 8月30日

の日は電車で、研修地のOsijek(オシエク)まで移動します。朝、電車は10時発でしたが、少し時間があったためフランスのバックパッカーのアクセルさんとカフェに。DSC00446 DSC00447

アクセルさんとお別れし、電車に。ここで、よくわかりませんがちょうど10Kn(200円)足りないからくれないか?というおじさんに話しかけられたので、とりあえずあげたら、有益な情報を教えてくれました。どうやら、この電車は途中で切り離され、Osijekに行く車両とブダペスト(ハンガリー首都)に行く車両に分割されるということで、Osijekに行くためには後ろ3両に乗っていないとダメとのこと。あまり英語の表示やアナウンスもないため、このおじさんがいなければ危なくブダペストに連れて行かれるところでした。DSC00449

車両は、少なくとも東京近郊では見ないような重厚なもの。DSC00450

 

 

ザグレブを出発。10時よりは少し遅れ?DSC00455

車内販売でポテチ購入。DSC00461

ボックス席のようなところに一人で座っていると、物乞いの親子が来て、「クーナ、クーナ」とせがまれました。どうやら、お母さんと子供と赤ちゃんで、赤ちゃんにあげるミルクがほしいということらしく、よくわからず数Knあげてしまいました。が、後から考えると身なりもそれほど汚くなく、そもそも電車に乗るお金も持っているわけなので、本当に物乞いする程貧乏なのかは謎なところ。

ボックスの前後両側が何故か鏡に。DSC00467

ほとんど見渡すかぎりの畑と草原の中を駆け抜けていきます。DSC00470

途中の駅。電車が発車した後、降り遅れた人がいて、急ブレーキで止まるということがありました。こういう時に止まってくれるというのは、日本じゃあまり考えられませんね。DSC00473 DSC00475 DSC00477

終点のOsijekに到着。この後、現地のIAESTE委員の人に会い、アパートに向かいました。とりあえず荷物を置いたら、委員の人と警察に居住の申請のようなものをしに行ったり、モバイルルータを探すために携帯ショップに行ったりしました。DSC00482

アパートはまあボロく、ところどころ壊れている・・・。翌日に2人の研修生が到着しますが、この日は一人で夜過ごすことになりました。廃墟のようで少し怖い・・・。

とりあえずつかれたのでグダグダしていましたが、あまりに暇だったので夜10時くらいになってそこら辺を少し廻ってみることに。とりあえず最初なので、防犯には用心していました。とは言え、こちらはスーパーなどのお店は夜9時でたいてい閉まってしまいます。日本のコンビニのような存在はこちらには無し。町の中心部まで行くと、マックだけは0時までやっているようだったので、初日の夜はマックに。フィレオフィッシュのセットを注文。それほど、日本と味は変わらず。ポテトはほんの少し違うかも。DSC00483 DSC00485

Osijek中心部にある教会。夜はライトアップされています。こちらでは、いろいろなところでライトアップを重視しているようです。DSC00489

クロアチアでの通信事情など少し。

クロアチアでは、BonBonという、プリペイド式で3G回線を提供している会社があります。これが非常に安価で、データ月4GB、通話やSMSもそこそこ出来て2000円以下です。SIMカードをSIMフリー携帯に挿入することで利用できます。チャージは街中にあるキオスクのような店ですることができ、非常に便利です。おそらく日本のb-mobileなどより安いです。利用の仕組みも単純明快で、SIMを挿して、料金をチャージし、SMSでプランのパッケージを選択するだけです。SIMは現地IAESTEからもらえる「Welcome Package」に含まれていました。

しかし、残念ながら多くの日本の携帯電話(含スマホ)はご存知のとおりSIMロックがかかっていて、海外のこのようなシステムを利用できません。他の国の研修生は単純にSIM差し替えだけで利用できているのに、残念なことです。このため、今後ある程度の期間研修を行う方であれば、SIMフリー携帯を日本で用意していくことを強くおすすめします。現地でも、電話やSMS、facebookなどは皆利用するため、端末はコミュニケーションのためにもほぼ必須です。自分はこれを準備していたため、非常に便利に利用できています。現地の物価が安いこともあり、高いローミング代を払うよりもずっと経済的です。
この場合、SIMカードには、大きさの規格が3種類あることに気をつける必要があります。とはいえ、外装の大きさが違うだけなので、知識のある人ならハサミでカットすれば大丈夫だったりはしますが。

余談ですが、現時点でiPhone 3GSは良い選択肢かもしれません。SIMフリー版が10000円前後で売っているらしく、SIMもカットの必要のない標準サイズ、加えて現地の人が利用しているSMS、メール、各種SNSなど全て利用することができます。

SNSは、facebookはやはりみんなやっています。今のところ、Twitterはあまり聞かないです。また、メッセージングにはWhatsAppというサービスがヨーロッパでは普及しているようです。Viberという人も一人いました。LINEはこちらでは普及していないようで、名前すら知らないという人もいました。東大でLINEの社長さんから聞いた話では世界中で広まっているということだったので、少し意外でした。